研究室紹介

研究室の目指すもの

近年ものづくりが著しく高度化しており,従来の設計法では革新技術の創出が難しくなっています.そのため,新しい設計技術の開発が求められておりますが,設計を考えるにはそれだけでなく製造技術,性能評価技術の全てに通じる必要があります.当研究室では,構造最適化を活用した新形状の創出,試験片の作成,その評価に至るまで一貫して自分達で取り組み,机上の空論に留まらない活きた最適設計技術の創生を目指します.

学生の皆さんへ

当研究室ではシミュレーションから実験まで多岐にわたる研究に取り組んでいます.

やりたいことがある人,やりたいことが見つからない人,スペシャリストになりたい人,ゼネラリストになりたい人,やる気さえあれば誰でも歓迎です.

様々な種類の作業があるので,特技や適正を活かせる可能性も高いです.

我々と一緒に研究しませんか?

※以下は竹澤の前任大学(広島大学)の所属研究室(北村研究室)がローカルテレビの取材を受けた際の動画です.研究テーマや雰囲気は近いので参考にして下さい.

 

昨年度の卒業論文・修士論文テーマ

2024年度

卒論

・鉄塔構造の形状の最適化に関する研究

・有限要素法を用いた射出成形変形シミュレーションに関する研究

・円筒型リチウムイオン電池のセル配置と相変化材料の冷却効率に関する研究

・負熱膨張材料フィラー含有ポリプロピレンのFDM方式3Dプリンティング用フィラメントの製造に関する研究

・粉末床溶融法金属積層造形におけるメルトプール観察に関する研究

・等価回路法を用いたかご型三相誘導電動機の特性評価に関する研究

・負熱膨張人工構造体の評価に関する研究

・かご型三相誘導電動機の試作実験に関する研究

・粉体ダンパの挙動に対する粒径・クリアランスと振動方向の影響に関する研究


修論

・深層生成モデルによるトポロジー最適化におけるサロゲートモデルの活用

・繊維強化複合材料二次元構造の多層配向及びトポロジー最適化とその実験検証

・高周波誘導加熱用コイルのトポロジー最適化に関する研究

・FEMを用いた金属積層造形物の反り変形におけるプロセスパラメータ・走査経路依存性の解析及びその効率化に関する研究

・レーザードップラー振動計を用いた振動伝搬の可視化とトポロジカルフォノニック導波路の実証実験